自己測定によるコントロール
糖尿病治療の基本は「自己管理の継続」であると言われています。主治医の指示に基づき、日常生活の中で糖尿病の症状が現れないように、また悪化しないようにコントロールすることです。
自己測定には血糖測定、体重測定、血圧測定、 尿糖測定などがあります。
血糖測定
健康な人の空腹復時血糖・・・・70~110mg/dl
現在の血糖値を正確に知るには血液検査が必要です。 日常の血糖変化を知ることは食事、運動、薬物療法の適否について検討し、コントロールを更に改善していく上で大変参考になります。
病院で定期的に検査を受けるか、自己血糖測則定値を記録して、自分のコントロールの状態を知るようにしましょう。
体重測定
体重を定期的に測り、記録しましょう。測るときは同じ時間に同じような服装で測りましょう。普段の体重と比べてどうか、増減はないか、増加していればカロリーオーバーや運動不足、腎臓の悪い人では水分の貯留が考えられます。
血圧測定
血圧の管理は、腎臓の働きを悪化させないために非常に重要です。 肥満気の人、運動不足の人は血圧が高くなりがちです。 血圧は血糖と同様、状況により変化します。診察時だけでなく機会を見つけて測定し、記録しましょう。
尿糖
測定した値は自己管理手帳、または糖尿病連携手帳に記録し、受診の際に持参しましょう。
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