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糖尿病の症状

糖尿病とは?

糖尿病の症状

糖尿病になると、血糖値に応じていろいろな症状がでてきます。次のような
症状におぼえはありませんか?のどが渇く、水分をたくさんとる、小便の回数がふえる、だるい、体重が減った、などです。これらは、血糖値がかなり高い状態(200mg/dl 以上)が続くときにみられる症状です。 放置するとさらに著しい高血糖になったり、血液が酸性に傾いたりして、昏睡におちいり重症化することもあります。

疲れやすい尿の量回数が多くなる異常にのどが渇き水分を多くとる体重が急激に減る

糖尿病と診断されても、あまり症状がない場合がほとんどです。 健康診断などで、無症状のうちに糖尿病が発見される例が増えています。また、先ほど述べたような高血糖症状があっても、治療により血糖値が低下すると、 症状は消失します。

症状がなくてもそのままにしてはいけません。 たとえ無症状でも、血糖値が高い状態が長く続くと、今度は別の症状や病気が出現してきます。視力低下、手足のしびれ、むくみ、狭心症や脳梗塞といったものです。これらの症状は、優性的な高血糖の持続によって、全身の血管や神経が侵されて生じてきたもので、糖尿病の「合併症」といわれます。危険信号としての症状に乏しいまま、合併症が進行することがあり、一度生じた合併症は、症状が出た時点で糖尿病視力障害の治療を始めても、すぐに良くなりません。むしろ、どんどん悪化する場合もありますので、早く発見して早く治療を開始することが、最善の対処法です。

糖尿病の分類

糖尿病は、血糖値が上昇する病気の総称であり、原因からみると、 いくつかのタイプに分けることができます。 一般に糖尿病という場合、 大きく分けて、次の2つのタイプがあります。
① 1型糖尿病
② 2型糖尿病

1型糖尿病では、自己免疫(本来、 外敵から身を守るはずの免疫力で、自分の体を傷害してしまう)という仕組みにより、インスリンを作るランゲルハンス島が壊れされてしまうと考えられています。 そのため、インスリン分泌を刺激するような経ロ血糖降下薬は効果がなく、インスリン注射療法が必要です。

一方、2型糖尿病では、体質(遺伝的な素因)に加えて、過食、 肥満、 運動不足、ストレスなどの環境要因(生活習慣)や加齢が、発病や悪化の原因といわれています。遺伝的にインスリンを出すカの弱い人が、食べ過ぎでインスリンを多く必要としたり、 肥満、 運動不足でインスリンの効きが悪い状態におちいったりすると、インスリン作用が不足し、血糖値が上昇してしまうのです。これらの環境要因を「生活改革」で取り除くことにより、 血糖値を改善させることができます。 薬物療法は、これらの生活改革を行ってもよくならない場合に適応となります。

1型2型
発症年齢小児~青年に多い
時に中高年発症も
中高年に多い
若年発症も増加している
発症のスピード急激ゆっくり
体型やせ型に多い肥満型に多い
インスリンの分泌著しく低下比較的保たれている
経口血糖降下薬の効果なしあり
インスリン療法絶対に必要場合によって必要
糖尿病性昏睡起こしやすい起こしにくい
全体にしめる割合1 割以下9割以上

その他、ステロイドなどの治療薬の影響、 慢性膝炎、肝硬変などの特定の理由で糖尿病になる場合があります。 どんなタイプの糖尿病であっても、高血糖になる理由について勉強し、その原因や状態に応じた対応をすれば、高血糖による症状をなくし、合併症を予防することができます。

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