入院初日
入院初日、私は荷物を大量に持って、さぁ運動をして糖尿病と闘う決意を胸に、気合入りまくりで入院窓口で手続きをした。なんと今回8階北病棟ということで、最上階である。
病院の最上階って最も容態が悪い人がいると聞いたことがあり、不安でいっぱいだったかが、意外とそうでも無く同じ糖尿病の人も何人も居ており、初日にして少し安心した。
病室には家族は入れず、自分ひとりで荷物を持って、ラッキーな窓際である。荷物を置いてすぐ主治医の先生の話を聞くことになるのだが、この時はまだ何も感じず、検査結果を聞かされて、2型糖尿病の数値の悪さを指摘され、治療方針を決めて行くのだと思っていた。
そして、この機会に禁煙もやろうと決めたことに二つ同時にストレスを感じることを行って耐えれるのかって疑問もあり、やるしかない気持ちで挑んでいた。
血液検査の結果
さて今回の検査結果ですが以下の通りである。

問題なのは、もちろん血糖値である。血糖値185 HbA1c11.9と高い数値を今回も叩き出した。
そして先生が一言、少し血液検査で気になる事があると言われる…「えっなんか違うもの見つかったのか」と聞き入ると、聞いたことない数値の説明をされた。
抗GAD抗体
一体この数値はなんの数値なのか頭の中が???でいっぱいになった。
なんとこの数値、1型糖尿病の数値らしく、この数値が高いと1型糖尿病だと言うこと、1型って子供の頃になるイメージだけど、私の場合、学会の論文等を先生が確認した所、【緩徐進行(かんじょしんこう)1型糖尿病 】という、数年かけてゆっくり進行していく糖尿病だということなので、今後インスリンの注射が欠かせないとのこと、しかし、膵臓からインスリンが現状出てない事もなく、しっかりインスリンが出てる事実もあるので、可能性的に論文からの所見では、1型糖尿病が濃厚であると判断されてしまったのである。
初日から血糖測定とインスリン注射が始まる。
初日からインスリン注射と血糖値測定を自分でやることになる。
針の付け方から、針の処理の仕方、痛みは毎回どれぐらいなのかと思いながら行った。
血糖値測定
血糖値測定は、そこまで痛くなく地味にチクッとする程度ではあるが、
毎日やると考えると毎回少しの痛みのストレスを感じるのかとため息が出そうである…
指先を毎回、同じ指でやると指の皮が厚くなるようで、毎回指を変えることを指示されました。
血糖測定の時間
7時30分 |
11時30分 |
17時30分 |
22時00分 |
インスリン注射
次にインスリン注射であるが、この注射、皮下注射で、動脈注射ではないので、自分で血管を探して注射する必要はなく、お腹の柔らかい場所に注射を行うとのこと。
髪の毛ぐらいの針でほとんど痛みを感じることもなく注射が出来るので、少し安心したが、初日夜に少し痛いと感じる時があった、きっと毛穴にぶっ刺したか、筋肉に刺したかのどちらかでは無いかと私は感じており、しっかりと毎回注意深く刺せば、痛みはほぼないし、看護師さんも丁寧にお教え頂けてなんとか行うことが出来た。
初日の数値
時間 | 血糖値 |
---|---|
7時30分 | |
14時00分 | 219 |
17時30分 | 123 |
22時00分 | 194 |
※インスリン注射は18時から初注射
体重 | 血圧 |
---|---|
74.3 | 126/72 |
初日の食事

食事は、まぁ美味しいとかではなく治療の一環だと認識して出てきた食事はすべて食べることにした。
食べても痩せる病院食は、ダイエットしたかった自分には好都合で、作ってくれてる人達に感謝をしているので、本当有難いです。
終始、看護師さんも優しいので、快適な入院生活を過ごしている。
運動療法について
今日は、初日ということでタバコも我慢してる状況なので、とりあえず病院内を探検している。
コロナで面会禁止なので、面会来てもデイルームで話が出来る程度なのだが、面会に来てくれるとやっぱり嬉しく思ったりするけど、なんとも言い難い感じである。
初日の感想
覚えることが多く、2型と思ってたら1型だったこともあり、戸惑いと不安感がなんと2時間ぐらいあったが、なんとか糖尿病と仲良く付き合って行く方法を自分なりに考えて行こうと思えるようになった。
また同じ1型糖尿病の人とも仲良くなれれば良いなぁと思う次第です。
とりあえず今すぐ命に係わる病気などがなくて良かったと今日は安堵しております。
入院生活満喫して、血糖コントール頑張ろう。
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